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Swicth(スイッチ)のJoy-Con(ジョイコン)修理してみた

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岐阜市パソコン修理・サポートの田中です。最初にお伝えしておきますが、当方の修理・サポート業務でゲーム機器の取り扱いは行っておりません。今回は趣味の範囲での記事となります。ジョイコンをDIYで修理したいという方の参考となれば幸いです。互換部品での修理となりますので自己責任でお願いします。

Joy-Con(ジョイコン)修理は簡単か?

Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)のコントローラーであるJoy-Con(ジョイコン)ですが、これの何が壊れやすいのかというとスティックです。故障の原因まではわかりませんがスティックを触っていないにもかかわらずキャラクターが動き出したり、視点がグルグルと回ったりするという現象が起こります。今回の分解修理もスティック交換がメインです。
まずDIYの修理を考えたときに気になるのが「簡単なのか?自分で本当にできるのか?」ということだと思います。結論から言うと難易度でいうと「低(簡単)」だと思います。
ただし不器用だという自覚がある方、指が大きくて細かいものを触るのが苦手な方、慎重で丁寧な作業が苦手な方にはおすすめしません。この後紹介しますが私自身、ミスって配線を切断してしまいました。趣味の範囲なので適当にやってしまった結果です。(仕事は細心の注意を払って行っておりますのでご安心ください)

Joy-Con(ジョイコン)修理の値段は?

次に気になるのは修理費用だと思います。
ちなみに購入するとなると純正・新品だと1個で3,900円。左右2個セットで8,136円(2026年4月21日調べ)のようです。

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メーカー修理だとJoy-conひとつ修理する費用が2,860円(2026年4月21日調べ)+送料のようです(保証期間内の場合は別途確認ください)。
一般修理店は店によって費用に差がありますが、2,200円~という感じでしょうか。持ち込みでその場で修理してもらえるのであればメリットがあると思います。

さて本題のDIY修理の場合ですが、修理キット一式の費用が1,700円~(2026年4月21日調べ)という感じでしょうか?この価格帯で2個(左右)の修理が可能です。必要な部品(スティック)だけ購入することも可能です。

互換部品を使用するため、必ずしも正常動作が保証されるとは限らないことを考慮しても安価に修理することができると思います。ただし時間に余裕があることが絶対条件です。

Joy-Con(ジョイコン)修理に必要な工具

Joy-Conの修理にはY字(トライウィング)ドライバーが必要になります。サイズは1.5㎜~2.0㎜です。修理キット(いろいろ入っているヤツ)を購入すればついてくることが多いのですが、ホームセンターなどでも購入が可能です。小さいサイズのプラスドライバーも必要になるので持っていなければ事前に用意しましょう。

Joy-Con(ジョイコン)の分解

Joy-Con(ジョイコン)左(L)の分解

赤丸部分(4カ所)のY字ネジを全て外していきましょう。

Y字ネジを外したあとはケースを外していきます。画像のようにつなぎ目にピックなどを差し込みケースを外していきます。配線がありますので配線を切らないように注意深く進めてください。

つなぎ目をピックなどで外していき開きます。この際に黄丸部分2カ所に配線(フレックスケーブル)がありますので切断しないように注意してください。もし誤ってケーブルを切断してしまっても諦める必要はありません。修理キットの中に同梱されている場合もありますし、別途ケーブルのみを購入することも可能ですのであまり神経質にならずにリラックスして進めていきましょう。

次にバッテリーを外します。バッテリーパックをピックなどで持ち上げて取り外していきましょう。本当は青丸部分のコネクタを外して作業しなければなりません。が今回は趣味の範囲な(面倒だった)ので外さずに進みました。バッテリーを接続したまま作業をするのは大変危険なのでみなさまは必ず外してください。特に金属製のピンセットなどが基盤に触れた場合ショートしたり、場合によっては発火の恐れがあります。
バッテリーパックを外した先に今度はプラスネジがあります。ネジは4カ所にあるのですが、外すのは赤丸部分(少し手前側にみえる)2カ所と黄丸部分だけで大丈夫です。このバッテリーケース?にもケーブルがついていますので切断しないように注意しながら外してください。

黄丸部分がケーブルです。外してから作業しても問題はありませんが取りつけるのが面倒かもしれません
いよいよ銀色にみえる部分がスティック部品なのですが、部品にアクセスするために先に赤丸部分のプラスネジを外しましょう。

先ほどのネジを外して小さな基盤をめくると配線の裏側にネジがあることがわかります。画像赤丸部分のネジ2カ所と黄丸部分の配線を外してスティックを取り外し交換してきましょう。この配線は引っ張ると抜けます。

画像のような感じで外れます。やり難いようであれば黄丸部分の基盤も外してしまっても大丈夫です。「Lボタン」が外れたり「ーボタン」が外れたりするかもしれませんが、元のように取り付けるだけなので外れてしまってもそんなに気にしなくても大丈夫です。それよりも配線を切断してしまわないように注意しましょう。
スティックの配線は差し込みが浅いと反応しないのでしっかりと奥まで差し込んでください。
後は逆の手順で戻していくだけです。左は右にくらべると簡単です。ここまで見て無理そうだと感じた方はおとなしく修理に出すか新しいものを購入しましょう。

Joy-Con(ジョイコン)右(R)の分解

次は右側のJoy-Con(ジョイコン)のスティックを修理してきます。私はミスして配線を切断してしまったので、それも含めて修理風景をお伝えしていきます。
左の時と同じように黄丸部分のY字ネジを外してピックなどを使ってケースを開けていきましょう。配線を切断しないように注意してください。

ケースを開くと画像のような状態となります。黄丸部分が配線です。私は左側の配線を切断してしまいました。
緑丸部分にプラスネジがありますのでドライバーで外していきましょう。もちろんバッテリーの配線は外してください。ネジを外すとバッテリーケースを外すことができるのですが、また配線がありますので注意してください。

画像黄丸部分が配線コネクタ部分です。わかりづらいかもしれませんが、右側の灰色の部分を跳ね上げて配線を取り外します。私はこの作業中に配線を切断してしまいました。先に部品を取り外してから作業をした方が良かったかもしれません。コネクタの接続ピンを跳ね上げるために、かなり狭いところで作業をしなければならないので神経を使いますが、慎重に進めていきましょう。

バッテリーケースを取り外すと画像のようになります。黄丸部分が私が切断してしまった配線です。

切断してしまったケーブルを修理交換していきます。黄丸部分のプラスネジを外していきます。

左が切れてしまった部品。右が修理交換用の部品です。取り付けてケースを閉める時に配線が折れ曲がってしまうのですが、折れたところが切れやすくなってしまうようです。まあ交換を前提には作られていないのでしょうから当然かもしれませんね。

部品を取り外すと画像のような状態です。ボタンがとれてしまわないようにしながら部品を交換してプラスネジをしめていきましょう。

無事に交換できたら黄丸部分のコネクタを接続して完了です。接続コネクタは先ほど同じように跳ね上げ式となっています。奥までしっかり挿し込んだ上で跳ね上げたピンを降ろしてロックしてください。

さて、作業を戻りまして本題のスティック交換です。画像は配線が切れてしまった状態でやっているのですが、配線を外してから行うことを強く推奨します(笑)。黄丸のプラスネジを外して、緑丸の配線を引き抜けばスティック部品を取り外し交換することができます。スティック部品は左右共通部品なので左をやった時と同じ要領でやればOKです。

分解した時と逆の手順で戻していくだけなのですが、バッテリーケースを外すときに外した配線をコネクトするのがなかなか難儀でしたので念のためお伝えしておきます。画像の黄丸部分でケーブルを挿し込んで跳ね上げたロックピンを降ろしてロックするだけなのですが、作業スペースがかなり狭くピンセットなどを使用しないとロックできないかもしれません。先にも述べましたが金属性のピンセットを使うのであれば必ずバッテリーを取り外してから作業してください。
左コントローラーに比べると右コントローラーの方が少し難易度は高いですが、特別難しい作業があるわけではありませんし部品の数もネジの数も少ないので失敗することは少ないと思います。

最後に

私は今回左コントローラー2つと右コントローラー1つの合計3つのJoy-Con(ジョイコン)を修理して費用は全部で2,500円程度でした。残念ながらスティック部品のひとつは初期不良で正常動作しませんでしたが最終的には3つとも正常に動作するようになりました。経験にもなりましたし結果的には良かったと思います。

DIY(Do It Yourself)修理は楽しむことが大事だと思います。例え失敗して直らなかったとしても元々壊れていたものです。単純にゴミとして捨ててしまうくらいならDIY修理に挑戦してみても面白いかもしれません。環境にも少しは優しいのかもしれないですね。しかしながらDIY修理は全て自己責任となります。修理を行う際は安全面での配慮を絶対忘れずにバッテリーは取り外してから作業するようにしてください。