PR

メールトラブル解決

修理事例

岐阜県関市 パソコン修理・パソコントラブル解決事例

Window10標準メールアプリでメールがみれなくなったトラブル解決

「Windows10標準メールアプリ」から「新しいOutlook for Windows(以下「新Outlook」と呼びます」に切り替えようとしたらメールが見れなくなってしまったのでどうにかして欲しいとのご依頼です。

Windows10標準メールアプリとはWindows10/11に最初から付属しているメールソフトで最初に目に留まる「メール」というアプリケーションです。こちらの「メール」ですが2024年末に廃止されサポート終了すると発表がありました。これに伴い2023年8月移行で「新Outlook」に自動移行されるとの事。この記事をみたお客様がいち早く移行した方が良いのではと考えて移行作業を進めていったところ、メールが使えなくなってしまったということでした。
メールアプリケーションは開きメールアカウントは表示されていますが、受信トレイなどの表示はなく受信メールを確認したりメールを送信したりできる状態ではありません。右上に「新しいOutlookを試す」スイッチが表示されていて、切り替えをしてみても症状に変化はありません。普段、使用されているのはコミュファのメールアドレスとの事。

新Outlookにコミュファのメールアドレスを設定しようとしたのですが、2023年12月現在、新OutlookはPOP3には未対応(今後対応予定とのこと)。コミュファメールはIMAP形式のメール設定を公開しておらずPOP3の情報しか提供されていないため、現状コミュファのメールアドレスを新Outlookには設定ができませんでした。
PCにインストールされているアプリケーションを確認するとMicrosoftOfficeのOutlookアプリケーションがインストールされていましたので、OfficeOutlookにてコミュファメールアカウントをPOP3で設定。メール送受信テストを行い正常にメールの送受信ができていることを確認。無事にトラブル解決となりました。

コミュファメールをWindows標準メールアプリをお使いの方はもしかすると同じような事が起こるかもしれませんのでご注意ください。新OutlookがPOP3に対応するまでは「新しいOutlookを試す」ボタンに触れないようにしてPOP3に対応するのを待つか、別のメールソフトに切り替えを図るようにしましょう。