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ハードウェアトラブル解決

修理事例

岐阜県可児市 パソコン修理・パソコントラブル解決事例

ゲームをしていると動きが遅くなるトラブル解決

パソコンでゲームをしていると動きがカクカクしたり遅くなるので何とかして欲しいとのご依頼です。

パソコンはFRONTIERのBTOデスクトップパソコンで
CPU:インテル® Core™ i9-10900KF プロセッサー。メモリ:32GB。ストレージ:M.2 NVMe SSD 1TB+SATA SSD 2TB。グラフィック:NVIDIA GeForce RTX 3080。というスペック。
ゲームをするにも十分なスペックです。

Windowsの起動は問題なく、グラフィックボードの故障を疑いつつ診断をしていきましたがグラフィックボードには異常はなく、CPUに負荷をかけた際にCPUの温度が100℃を超えてサーマルスロットリングによりクロックダウンが発生していることがわかりました。

CPUクーラー故障による動作不良と診断。

Core i9のCPUは大変高性能なのですが、高性能ゆえに温度が非常に高くなってしまうプロセッサーです。CPUを冷やすためのCPUクーラーも高性能なものを用意する必要があります。今回の場合、CPUクーラーの冷却性能が経年劣化により低下してしまい必要な冷却性能が失われてしまった結果、故障や発火を防ぐための機能が働きCPUの動作を制限してしまい、本来の性能が発揮できない状態となっていました。

簡易水冷式のCPUクーラーを高性能なものに交換したところ、CPU使用率100%の状態でもCPUの温度が70℃程度で収まりクロック低下が起きないことを確認。お客様に実際にゲームを行っていただき動作確認していただきましたが動作不良は解消されていることが確認できトラブル解決となりました。

ゲーム中に動作不良がある場合にはCPUの温度にも注目していただけると良いかもしれません。