PR

ハードウェアトラブル解決

修理事例

愛知県一宮市 パソコン修理・パソコントラブル解決事例

画面真っ暗でWindowsがひらかないトラブル解決

画面が真っ暗でマウスカーソルだけは表示されるがWindowsが開かないので何とかして欲しいとのご依頼です。

東芝のノートパソコンで、電源を入れるとサインイン画面になりサインインすると画面が真っ暗でマウスカーソルのみ表示されてWindowsが起動しません。ショートカットキーでタスクマネージャーを呼び出しても反応がなく、セキュリティオプション(Ctrl+Alt+Delete)の呼び出しもできないためシャットダウンもできません。強制終了をしようと電源ボタンを長押ししますが電源が切れると直ぐに電源が入ってしまい電源を切ることができません。
そんな確認をしている最中にタッチパッドに違和感を感じたので確認してみると内蔵バッテリーが膨張して中からタッチバッドを押し上げてしまっています。
分解して内蔵バッテリーを取り外し、電源アダプターのみで起動させてみたところ無事にWindowsが立ち上がりました。バッテリーが他部品を圧迫していたことでOS起動不良が起こっていたと思われます。動作確認したところ少々動きが遅い(トラブル以前から遅かったそうです)ものの問題なく動作することを確認していただきトラブル解決となりました。
ノートパソコンやスマートフォン、タブレットなどの内蔵バッテリーとして使用されているリチウムイオン電池は電池の劣化や保管方法によって膨らんできてしまいます。(今回の場合は満充電放置といわれるもので、充電完了後もバッテリーに電源を供給したままで長時間放置したことが原因と考えられます)一度膨らんでしまったバッテリーはもう使用することはできませんので、膨張を確認したら直ちに使用・給電を中止し交換、廃棄してください。またリチウムイオン電池は傷や折れ曲がりにより急激な発熱を伴う、発煙、発火、破裂が起こる可能性がありますので取り扱いには十分に注意してください。バッテリーの廃棄方法は自治体ごとに決められています。くれぐれも可燃ごみ、不燃ごみに混入させないようにご注意ください。